受け継がれる伝統と信頼

ずっとお客様と共に。
私たちは、創業60年、家族三代続く建具製作所です。
技術の引き継ぎが行われることなく、途絶えてしまうものづくりの場が増える中、初代が必死に積み上げてきた経験と伝統を、大切に守り続けていきたいと考えています。
それは、技術だけでなく、弊社の作品をご使用いただくお客様と共にこれからも歩んでいきたいという願いでもあり、いつでも頼りにしていただける場所をご用意しておくということ。
作品と共に、世代を超えた長いお付き合いをお客様と続けていきたい、それが私たちの想いです。

「生涯現役でありたい」
初代 仁田原 進Susumu Nitahara
大川組子の技術向上に貢献した「福岡県現代の名工」。
二代目、三代目に伝統を守る厳しさと革新する技の全てを託し、平成26年9月、多くの関係者にその優しい人柄を惜しまれつつ他界。

「より良いものを届けたい」
二代目 仁田原 進一Shinichi Nitahara
一級建具技能士。
父から受け継いだ技を守るだけではなく、新しい型の考案や技術の向上について、貪欲に意識を向けている。
日本のものづくりの良さを沢山の方へ知っていただきたいという想いから、様々な場面での広報活動も行う。

「弟と共に」
三代目 仁田原 辰宏Tatsuhiro Nitahara
高校卒業してすぐに、弟子見習いとして島根で修業をしている。2013年10月に実家に戻り、未来を担う職人として本格的に腕を振るう。
良きライバルとして、最大の味方として、弟と共に仁田原建具製作所を引き継いでいきたい。

「祖父、父を超えたい」
三代目 仁田原 進二Shinji Nitahara
先代に師事し、基礎から黙々と技の習得に努める毎日。
いづれは兄と共に、一人前の職人として製作所を背負っていきたい、祖父や父を超えたいという大きな目標を掲げ、真っ直ぐに未来を見据える。

「家族の支えになりたい」
仁田原 由紀Yuki Nitahara
二代目・進一の妻。
家族がものづくりに専念できるよう、陰で支えるだけでなく、自らも職人として組子の製作を行う。
作業に向かう姿勢には、女性としての細やかな心遣いが 見える。